10年前、友達の影響でフジファブリックをよく聞いてた。
思い返すと早いもので、10年前の誕生日は中型免許取得のために地元に帰省していて、仲の良い友達がパチンコに勝ったからってカラオケを奢ってくれた記憶がある。
その時も、たぶんこの歌を歌っていた。
20歳の誕生日から、明日の12日でちょうど10年を迎える。
あの頃の自分から今の自分が進歩できているのかであったり、或いは大人になれているのかと問われれば甚だ疑問で、どちらかといえばむしろ退化しているような気もするけれど、齢のうえでは10も歳を重ねることになる。
就職をして、転職をしてということだったり、或いは同棲をあっさり解消されて同居生活に向いてないんだなってことに気がついたり、環境が変わったことは大きい一方で、今の時点で親しくしてもらっている人もほとんどがこの10年で出会った人だなとも思っているわけで。
もちろん今でも毎週フットサルに行くともっちや、サッカー関係の地元の付き合いはある一方で、例えばこの時間まで延々と付き合ってくれる同期や前の職場で可愛がってもらった先輩も、本仲君のもとらさんもそうなわけで。
もっと広げるなら10年前はコピユニのことも知らなかったし、七五三掛も名前は知ってるくらいだったし、ねうぴもめるるさんもなおぴもかげやまさんも活動はしていなかったと。
ゲスちゃんも出会ったのは8月ではあったけど大学入学して20になる一ヶ月前だったから実質この10年でしょう(雑)
そんなわけで、交遊範囲と呼ぶにはおこがましいけど、今の自分が関わってる人って実はこの10年で知った人なんだなって再認識をしたわけです。
みんなのこと、ほんまに好きやで。
天才だと思ってるBURNOUT SYNDROMESやAJISAIを聞き始めたのも20を過ぎてからで、でも子どものころから好きなサッカーや米村くん、はっしーにシゲはその頃から今も大好きです。
10年前の俺の夢は「30歳までに本を出して加藤シゲアキと対談」だったわけだけど、結局10年では「書店に並ぶ短編集に載せてもらう」という入口の入口しか叶わなかったわけで。
でも、逆に入口は叶ったわけであるから、これからも諦めずに夢は引き延ばしていってでも、まだまだ諦めずに書いていきます。
サッカーも同じことなんですけどね。
そういう続ける美学を持っている歌う友達ともこの数年で出会えたから、それも今の俺にはすごく大きな繋がりだなって思うわけ。
好きな人も夢もやりたいことも、なくなっていくことはなくて、追加でどんどん増えていくんですよ、僕。
だから今は「この10年で出会った人、始めたこと」も、きっと更に10年後には「20年前から好きな人、続けてること」になるんだろうなって、そうなったらいいなと思って、こうやって認めているわけ。
きっとそうなる未来を夢見て。
僕は明日、30歳を迎えます。