BURNOUT SYNDROMES~斜陽~ - YouTube
斜陽についてはやっぱりメジャーデビュー後のカバー版よりインディーズ時代のこっちのほうが好きです。
メジャーだと太宰はそのまま「だざい」なんだけど、インディーズはこれで「あなた」って歌うの、めちゃくちゃ趣深い。
先ほどXにポストしたプロローグ、俺の中では久しぶりに「今書かないといけない」と思った感情について書こうとしています。だから設定は俺っぽくなるし、まあ先々まで話が進めばそんなことは全くなくなるんですけどね。
そんな書かないといけないという感情になったのは前回は10年前ということで、その間に色んな作品を書いたりしてきたけど、俺の中ではやっぱりその時の作品が一番濃いし、手前味噌ではあるけどよく書けた作品だなと感じてるんですよね。
今でもたまに見返すし、我が子可愛さと言われたらそれまでだけど俺の中ではだいぶうまく書けたと満足してます。
少なくとも、この作品については「こうしてもよかったな」という反省はあるけど、内容や展開に後悔は無いと言い切れます。……いや、タイトルだけは変えておきたかったかもしれないですね……まとめサイトのコメントにもタイトル詐欺って指摘があったけど、とりあえず読んでほしいからキャッチなタイトルつけてしまったっていうのは勢いで書き始めた後悔かもしれないですね。。
この作品を書こうと思ったきっかけは小説を書き直すきっかけをくれた子との別れだったし、橋本成亮名義というオタク丸出しな名前で書いた作品と(作者しげっと的には)対を為すのがこれです。
『カメはウサギを追いかける』橋本成亮(『ウサギとカメ』) - BOOK SHORTS
正直これについてはどんなメンタルで対を為すかといえば明るい気持ちをぶつけて書いたのがカメはウサギを追いかけるだし、暗い気持ちをぶつけて書いたのが風俗嬢と僕だったりするんだけど、俺が書きたいのって別にきれいなことだけじゃないし、むしろそういう口にすることが憚れるようなことだったりするんですよね。
俺の物書きとしての最終目標は「言葉でうまく表現できない感情を伝える」ということなのは常日頃から公言していることなので、それ何て君の知らない物語?って話ではあるんですが、これからもきっとこうして思い立ってはちまちま書いていくと思います。
カメはウサギを追いかけるがショートフィルムズに掲載されることが決まった時にバーンアウトの石川さんにDMしたら「そうやって自分たちと一緒に頑張ってるって言ってくれるのがうれしい」と感涙物のお返事をいただいたんですが、バーンアウトも米村君も、こうやって表現し続けていてくれるということが俺も書き続けられるところにつながっているので……
これからもいろんな人に背中を押されながら書き続けるし、それが誰かの背中を少しでも押すことができるものになれば良いなと思うわけ。