色んな沼にはまったオタク日記

ジャニーズにサッカー、アイドルに漫画にゲームにアニメに服に。色んな沼にはまったゆるオタ。

あなたが花なら

「華がある」という表現が非常に好き。

 

華やかな人である、というニュアンスが現代では一般的である一方で、元々は「すぐれた芸」を花に喩えていたところが語源らしい。

 

自分がアイドルオタクなので、ステージに立つ人たちに関して挙げると、例えばダンスや歌がめちゃくちゃ上手いとか、或いはずば抜けてビジュアルが優れているとか、そういうスペックが高い人に対してイコールで使うものでもない。

 

もちろんそういう要素がある人が華があると評されることもあると思うけど、それだけでそう言われている訳でもないと思う。

 

優れた芸風っていうのが仮にアイドルで言うところの歌唱力やダンスパフォーマンス、ビジュアルだとした時に、口パクのアイドルグループやコピユニは華がないのかって言われたら、そんなことはないでしょう。

 

ねうぴもなおぴもかげやまさんもめるるさんもみのちかさんもりんごぴももちこさんも以下略も、ステージで見てて目を惹かれた人には華があると思ってる。

 

つまり、「華がある」って表現は、極めて抽象的なものであると考えてるわけ。

 

パフォーマンスに関するずば抜けた技術や、或いはビジュアル、サッカーで例えるならメッシやロナウドにハーランド。

 

そういうところでなくても華のある人はいる。

 

トップアイドルの嵐でなく、その後ろにいるTravis Japanに目が行くこともあれば、Kis-My-Ft2と並んでいてもA.B.C-Zに目がいってしまう。山Pが横にたってても端にいるシゲアキの方が好き。バロンドーラーのカカよりもシェフチェンコよりもインザーギの泥臭さが好きだったし、代表キャプテンの中澤佑二より松田直樹に憧れた。

 

そういう、「評価の基準や一般論から外れていたとしてもその人が目に入る」ことを「あの人は華がある」と俺は感じてる。

もちろん世間一般で評価されてる人にもそう感じる人もいるけど、共通するのは「理由はないけど目が離せない」ってところだと思う。

 

「才能がある」とか「特別である」っていうのは何だか僻みっぽく聞こえる気がして、そういう表現を使いがちなだけなんだけど。

 

顔が良くても華がないアイドルだっているし、実際に試合をしたプロサッカー選手よりも華を感じるアマチュアの選手もたくさんいた。

 

そういう華に気がついた時はどんな状況でもワクワクしたし、例えば試合相手なら楽しい気持ちで勝負に挑めた。

 

評価だったり、能力だったりではなく、その人がもつ魅力というか、その人自身の華に気がつけると、もっと色んな楽しいことが見つかるんじゃないかなっていう、そういうあまりまとまってないまとめ。

 

あなたにだけ歌えるが唄がある

僕にだけ見える華がある