きっかけは姉でした。
二歳上の姉の影響を多分に受けてきた俺が、藤家くんのことを気にし始めるのは当然のなり行きだったのかもしれない。
今となってはチャラい男好きな俺が言うとあれですが、ちゃらちゃらしてんなっていうのが最初の印象。
だから最初は普通に顔がいい兄ちゃんだなとしか思ってませんでした。でも姉がきっかけでQuestion?の歌を聞くようになり。
少クラで歌ってる歌いいなって。
precious memoriesとかHead Banging Boogieとかの頃。いや、プレシャスは好きになる前だったけど聞いて最初に好きになった。
あと熱血ジュニアバトルとかでめっちゃ面白い人だなって思ってた。
ギャグセン高い人が好きだからそれもきっかけかも。あと、身長低くてもバスケ頑張ってた、とか。入所が北山くんと同じでジャニーズとしては遅い入所だったのに頑張ってる、とか。
そういうの好きなんすよ、俺。
だからすごい頑張ってる人なんだなって思ってた。尊敬してた。
あんな風になりたいなって思ってた。
初めて雑誌の衣装を真似したのも藤家くんだったかな。
中三の冬、MwQのタイミングに月間Songsの表紙で着てたスカルのワッペンがついたダウンを着てて、PARCOで見つけて買って帰って姉ちゃんと騒いでた記憶。
最大のきっかけは2008年12月号のBPASSでのソロインタビュー。
「俺、頑張ることって嫌いじゃないんです」
「努力がないと楽しくない」
この二言にやられたよね。
見た目はすごいちゃらちゃらしてて若い兄ちゃんなのに、気持ち熱いって最高かよと。
はっしーもだけど、そういう熱い気持ちに弱いんすよ、僕。
だから、高校三年間ずっと藤家くんを見てて、初めて生で藤家くんを見られた時の感動は忘れられないね。
2012年のQuestion?としてのラストツアーの時は、最後のお見送りでちょっと話せたのにも鬼興奮してた。
ベースを始めたきっかけも藤家くんに憧れて。再開したのはバーンアウトの石川さんに出会ったからだけどね。
しかし悲しいかな、それからしばらく藤家くんを見なくなりまして。
退所したのかな、って。
歳もわりと高くなっていたし、エビキスもデビューしてしまったし。
Twitterもしばらく始めてなかったから、マジでもう芸能界からいなくなったのかと思ってた。
そしたらまた出てくるわけさ、彼が。
いやマジで感動したよね。
やっぱり藤家くんってそういう熱い男なんだなって思った。
一度離れても、まだやれるって言葉をもらった気がした。
小説家をもう一回目指すきっかけって一つじゃなくて、でも藤家くんがまたこうやって現れてくれたことも確実にその要因の1つではあったよね。
2013末~2014年にかけては、俺の人生のターニングポイントだったと思う。
ファーストライブは行けなかったけど、品川ステラのイベント行って、サインも貰ってもうおじさん号泣よ。
途中さ、ちょっとだけ「あれ?」って思うこともあったのは事実なのさ。
接触にお金かかるってアイドルか?みたいなね。
バンドマン米村くんを見てたから、何かそこに違和感をもったことがあった。それなら退所しなくてもよかったじゃん?みたいな。
でもそうじゃなかったんだよね。
ACT ONE AGE結成当初のメンバーが抜けて、サポート+藤家くんだけになっても歌うことをやめなかったもんね。
やりたい音楽、歌詞だけじゃなくて。
ブランドを立ち上げたり、夢を追う姿って、俺が憧れた藤家くんそのままでした。
だから一昨日、そんな憧れの男に「一緒に頑張りましょう」って言ってもらえたのはマジで嬉しかったし、本当にもっとがんばろうと思ったよ。。
10年以上前みたいに、あなたの背中を追いかけてね。
my heart is works slowly, slowly.