頑張ってるね、って大学途中までは言われるのが嫌いだったんですよ、僕。
好きなことを頑張ってるって言われたくなかった。こじらせなんだけどね。
好きでやってるんだから、それって頑張るとは言わないよね???
こじらせマン
嫌いでもやらないといけないことは無理してやるからそれは褒めて欲しいんだけどね。
大学受験を頑張った、って言われるのは自分で頑張ったと思うから褒めて欲しかったけど、サッカーとか何やら、頑張ったとは思いたくなかったし思ってなかった。。
大学に入ってからは更に自分が好きなことばかりやる方に振ることができたから、サッカーも緩くやって勉強も好きな語学とか教職とかで、好きなことばかりやってた。
そしたら、負荷をかけるということができなくなった。
好きなことを楽しい範囲だけでやることって楽なんたけど、そこにはまるとそれ以上に踏み込んでやることができなくなったわけさ。
で、そんな時にメンヘラよはたん発動したわけ。
めちゃんこハイスペックな彼氏持ちのおなごを好いてしもーたばい。どこの人やねん。
その辺は↓記事参照ね。
ジャニオタがジャニオタと付き合ってから別れるまでの話 - 色んな沼にはまったオタク日記
そ別に略奪しようとかそういうことはなかったんだけど、そこがきっかけでコンプレックスの塊になったよね。
好きなサッカーは片田舎の市選抜止まりで、大学の専門は外国語だけど俺より英語を話せやつも専門言語を話せるやつもいて、楽器も好きでやってるけどピアノもベースもギターも下手くそ、小説だってろくに書かなくなってるし、服だって好きだけど見た目がいいわけではない。
で、どうするかって、とりあえず頑張るしかないんだよね。
頑張るのは自分のため、だよ。
で、色々頑張った。頑張ったよ。
大学に関係なく簿記やら語彙読解力やら謎にとったし、謎にフットサルチーム掛け持ちしたり、TOEICのスコア上げたり。
その時じゃないけど、漫画家目指してる子との同棲が「漫画家目指してるためにはこんなことしてる場合じゃないと思った」というラインとともに郵便受けに鍵を入れられて終わらされた時には悲しみをぶちまけながら小説書いたさ!
繰り返し書くけどこの間本に載せてもらったのはその時に勢いで書いた作品ですしね!!!
サンキュー元カノ、サンキューな!
閑話休題。
そういう負の何かとかコンプレックスとかがないと頑張れないようにたぶんなってしまってる。
昔みたいに好きなだけで負荷をかけることには耐えられなくなってると思う。
でも頑張りたいって気持ちは常に持ってる。でも実際に頑張るには何かが足りなくて、それがコンプレックスとか負の感情とかなんだと思う。
話は変わり、漫画の「K」(新都/アキスさん著)にこういうセリフがあります。
「俺には誰にも負けないものなんてないけど、俺は何でも負けたくないから何かを切り捨てることはできない」
これを見た時にはっっっとしたよね。
ほんまそれ。ほんまそれな!!!
帰国子女より英語は話せないし、サッカー選手よりサッカーは下手だし、作家ほど面白い小説も書けなければはっしーほどかっこよくもなれない。
誰にも負けないものなんてない。
でも誰かに負けたくもない。勝ち負けとかないんだけどね。
だから俺の目標は、そのセリフを読んだ日から一貫して「究極の器用貧乏」です。
何でも1番にはなれなくても、何でも2番手、3番手くらいでいられたらトータルで1番でいられるのでは?と。謎理論。
そんな感じで考えて、とりあえず頑張ろうって漠然とした気持ちで色々やってるわけ。
特別うまいものなんて何もないけど、英語を話せる人でウルドゥーとスペインとドイツを使えて日本語を正しく理解してる人が何人いて、その中で更にこれとそれとあれと、、、みたいな。
誰にも勝てないけど誰にも負けたくないから全部やるよって気持ち。
だから27にもなって子どもみたいに色々必死こいて頑張りたいわけ。
頑張るよ。
頑張るわ。うん。