色んな沼にはまったオタク日記

ジャニーズにサッカー、アイドルに漫画にゲームにアニメに服に。色んな沼にはまったゆるオタ。

米村大滋郎についての備忘録

僕はとってある意味でだいぶ特別で特殊な人です。

 

僕は米村くんがジャニーズのいた頃のことは、正直ほとんど知りません。

リアルタイムでジャニーズは好きだったけど、地方のバイトもしてない部活生だったから現場に入ることもなく、DVDとか雑誌とか少クラとか、そういう世界だけで応援してたから。

それに、Question?自体は大好きだったけど、その中では藤家くんのファンだったから、正直米村くんに関しては、「Question?のギタボ担当」以上の何者でもなかった。

 

ただ、少クラでMy Wayを披露した頃。高校一年だったかな。

あれでちょっと見る目が変わったね。

それまではオリジナル曲も提供曲ばかりで、初めて米村くんが作った歌を聞いたのがそれ。

「かっこいい歌作るなぁ」っていうのが印象。だからと言って担当になったとか、そういうことはないんだけど、サッカーの試合前に聞く定番曲にはなったね。

 

あと、少クラでカバーしたみはりも似合ってた。

precious memoriesとかパラレルワールドとか、アイドルロックはそれはそれで好きなんだけど、でもやっぱり米村くんはそっちじゃないのかなって気が段々としていた。

 

一方で、Question?自体は内くんも入ってきて、いよいよアイドルに寄っていくし、どうするんだろうと思ってた矢先の退所。

 

だけどやっぱり、俺は担当でもないし、ちょっとかっこいいなと思ってたくらいだし、ジャニーズを好きになったきっかけのうちの一人である草野くんはデビューしたのの退所して、太陽も辞めちゃってたし、そういう世界なんだろうな、って終わってた。

 

セツナクルーズとして帰ってくるまでは。

 

今では普通にあるけど、当時の俺にとっては退所したジュニアが他でバンドを組んで、しかも全国流通のCDを出すなんてアリ?!って感じだったのね。

ワンオクもまだzeppとかでやってるような頃で今ほどの成功はないし、そもそも森内くんも一回デビューしてたわけだし。

 

だから、初出勤を買ったのも興味本位。

JUMPと都会が思った以上に良い歌で、やっぱり試合前だとか、受験前だとかに聞いてたね。高3の春。

ただやっぱり、それでも「米村くんの新バンドかっこいいな」で止まるわけさ。

根がジャニオタで、だからまぁ、他にもアンダーグラフとかZONEとかGOING UNDER GROUNDとか、当時からそういうのも好きだったんだけど、そこと同じ枠。

いい歌を歌うバンドだな、って。

 

そして、それからしばらくセツナクルーズのことは初出勤しか知らない状況。

今ほどツイッターも流行ってなかったし、そもそも辞めジュの活動も今ほど活発じゃなかったし、2枚目以降は話題にもなりづらいからね。

だから本当に、初出勤を聞いてはいい歌だなぁ、くらいよ。

 

初出勤を聞き始めて、2年が経ちます。

YouTubeを漁っていたら、Over Driveを見つけてしまうわけだ。神曲

なんていうか、ごめん、うまく言葉にできないんだけど、これだなって思った。

 

風が吹いて君思い出して 風になって気分が良くて

誰が正しいとかなんて 夢中になって全部忘れろ

 

ここ聞いたときかな、一番ツボに入ったのは。

どうしてもその歌を作った「今の米村くん」、要は退所後のってことなんだけど、とにかくセツナクルーズの米村くんを見たくてたまらなくなって、見てみたら奇跡的に一週間後に大阪でライブがあると。

 

ライブハウスって、それまではQuestion?のライブでしか行ったことがなかったから少し怖かったんだけど、勇気を出して行ってみることにした。

自分が楽器やってるくせに、ライブハウスには行ったことがほとんどないっていうね、ウケるね。

 

それでまぁ、その日に生涯の友(予定は確定)なゲスちゃんと仲良くなれたのは一つ、米村くんのおかげだよね。

 

で、ライブは一曲目から激アツ。楽しすぎてビビった。

都会が最高だったね。JUMPはみんなが跳ねてるのを後ろから見てた。Over Driveは生で聞いても最高だった。

 

終わった後にさ、物販で米村くんが来るのを待って、最後の最後に並んでTシャツ買ったよ。今でも部屋着で着てる。デブったからピチピチだけど。

出待ちしてる時にさ、写真撮って貰えませんかってお願いしたら「恥ずかしいからまた今度ね」って。

でもそれが全然嫌な感じじゃないのさ。普通に話してくれて、でも譲らないところは譲らない感じ。

誰とも写真撮らないんだなって気づいたのはもっと後だったんだけど、そういう安売りしないっていうか、「昔ジャニーズにいた米村大滋郎」で売ってないのが、何かすげぇかっこいいなって思った。

 

これは俺の主観だから決して他の子をdisってるわけじゃないんだけど、その米村くんのスタイルが、「バンドマン米村くん」としてかっこいいなって。

音楽好きなのがめっちゃ伝わってくるからね。

そもそも、バンドがしたいだけならQ?に残ってれば良かったし、アイドルがしたいならバンドをしなくて良かったわけで、その中で今の道を選んだ米村くんは、ジャニーズアイドルとしてじゃなくて、人としてかっけぇなって。憧れたね、人として。

 

だからそれからは、割とセツナクルーズは見に行ってた。

東京に遠征したのはちょっとだけだし、他のファンの人からしたら全然なのかもだけど、俺は憧れてる米村くんの歌を聞きに行ってた。

 

「都会好きなんで、また聞きたいです」って言い続けたら、三回目くらいで「いや今日はマジでやるつもりだったんだよ、でもリハで曲が変わって、、、なあまっつん?」とかね。

ライブハウスでセツナの出番終わった後にバーカウンターで飲んでたら後ろから「最近調子どう?」って声かけてくれて、他のファンの子に話しかけられた後に「あの子たちとも仲良くしろよ!」って言われたこととか。

職場が福岡になって、あんまりライブに行けなくなるかもってなったことを伝えたら、「三年以内に売れるから待ってて」って言われたことも。

俺のケツ触りながら「女がよかったなぁ!」と大声で叫んだことやら。

 

生まれた町を離れてという大名曲。音源化されたら積んででも欲しい。

Communicationは名盤だし、就職で地元を発つ電車に乗った時は旅立ちの日にを聞いてたね。

filterがロッキンジャパンの特典CDに収録されたこととか。

ヨナサンラジオに、俺は行けなかったけど伝説のSacramento Sputnikとか。

 

忘れられないことばかりだね。

 

でも今、米村くんは会える場所にも話せる場所にも歌ってくれる場所にもいなくて、それが恐ろしく寂しくて、そういうものなのかなって受け容れるのもできなくて。

 

ただ、毎年誕生日やら年明けやらに動くツイッターの発言も信じてるし、「三年以内に売れるから」っていう予定が少し伸びてるだけなんだろうなと。

だからまた、気長にとは言えない短気くんなんだけど、いつか必ず米村くんの歌を聞ける日が来ると信じて待ってるわけ。。

 

「似合うじゃん」と言いながらにやけ笑いで米村くんに被せられて買ったキャップで寝癖を誤魔化しながらね。

 

変わらないよ僕

変わらないで君