最近、ブルーピリオド/山口つばさに激ハマり中。
クソ熱い藝大美大受験漫画。
とりあえず熱い話が好きなおじさんとしてはそれだけで大好物なんだけど、その中に繊細さとか葛藤とか親子のあれやこれやとかあって、まだ二巻しか出てないはずなのにすげぇ楽しんでる。
2018年に入って読み始めた漫画で間違いなく最大のヒットだと思ってる。
タイトルに使ったセリフ、激アツじゃない?
そこに続くセリフがまた良い。
好きなことに人生の一番大きなウエイトを置くのって 普通のことじゃないでしょうか?
これよこれ。
その気持ちがわかり過ぎるから、好きなことがない人の気持ちをあんまり理解できない。
あんた何にウエイトを置いてんの、って。
でもさ、好きなことを好きっていうのは怖いよね。
ブルーピリオドの良いところは、そういうところとか、「好きなことは趣味でいいんじゃない」っていうところもちゃんと描いてるところだと思うんだ、、、
好きなことで負けるのとか認められないのって悔しいし恥ずかしいし、だから保険で「いや別に俺そんなの好きじゃないし?」「一生懸命やってないから負けても悔しくないし?」ってなるじゃん?
そういう葛藤を描ける作品って他にない気がする。
そんなの気にしない猪突猛進型か、最初から天才で周りに認められてるか。
一巻の終わりのシーンがまた良いんだ。
俺は凡人だからやった分しかかえってこなくて だから天才と並べられるようになるまでやるだけ
ってやつ、マジで俺の「やれるようになるまでやったらやれるようになる」理論と同じことを漫画で言ってくれて感動したよね。
スポ根最高だよ。
天才にはなれないけど、天才と同じことをやれるようになるまでやれば天才と同じ能力は身につくんだよ、、、、
二巻は割と美術漫画ウエイトなんだけど、セクマイの話とかも入ってて、その中で「世間がいいっていうものにならなきゃいけないなら俺は死ぬ」っていう龍二のセリフ、俺は好きだよ。
他人の評価とか他人の目だけを気にしていく人にはたぶん理解できないんだろうけど、多数派には入れないけど、譲れない何かを譲れと言われたら俺もそういう気持ちになると思う。
「ジャニーズ好きだったら結婚できないからやめなさい」って言われても絶対やめないもんね。
サイレントマジョリティーならぬ、ボーカルマイノリティーには厳しい環境なのが現実社会だけど、それでも自分を曲げてサイレントマジョリティーになるくらいなら今のままで良いっすわ。。
そんで一番共感してるのは一巻の最初の方で、日本代表戦を見ながら「この感動は誰のものだ」って八虎が自問するシーン。
これが俺のジャニオタにおける最大の自問でもあるよね、、、、
見てて楽しいエンタメを否定する気は0だし、それを追いかけたくなる気持ちもよくわかるけど、やっぱり俺は彼らに憧れて、負けたくなくて、別にあんなイケメンになれるとか思ってないし、あんなに多くの人を感動させられるとも思わないけど、それでも身近な人だったり、サッカーを見にきてくれる人だったり、小説を読んでくれる人くらいは感動させたいなって思うし、そういう意味では彼らに負けたくないなって思うよね。
第三者に感動を貰うのはもちろん好きだけど、俺が為手として作る感動はもっと良い、たまらん。
なんかよく分からないマーケティングブログですが、、、とりあえず好きすぎて今日から母親に読ませてます、、、
今年に入ってすぐにこの漫画を知ってどハマり中、、、推し武道に並ぶぜ、、、、
以上!!